2008年06月10日

■紫陽花(あじさい)のお話



今日は梅雨の中休みでしょうか、晴れ間が広がり蒸し暑い日ですね。
昨日テレビを付けていて、『紫陽花(あじさい)』についての豆知識を知ることが出来、
気になったのでちょっと調べてみました。

紫陽花は綺麗ですね。これまでは表面に咲いているのが花びらだと思っていたのですが、
これは花ではなく、「装飾花」という萼(がく;花びら、又はその集まりの外側部分)なのだそうです。
本当の花は、この装飾花の奥に5mmくらいのものがあるんですって。

開花測定はこの花が咲くのを基準にしているらしく、
紫陽花の開花を『あじさい真花(しんか)』と言うそうです。これも勉強になりました。
※真花=本当の花、という意味でしょうか

名古屋地方気象台 植物季節観測表によると、平年の開花日は昨日6月9日だそうで、
まだ更新されていないという事は、例年より開花(真花)は遅れているんですね。

紫陽花は土地の酸性度によって色を変えるので、日本では青色が多く、
ヨーロッパでは薄赤色の紫陽花が多く見られるとのこと。日本の土壌は全体的に酸性なのです!
青紫色が綺麗で嬉しいですけど!

紫陽花には中毒症状を引き起こす成分が含まれているので、人間でも摂取してはいけないとのこと。
とくに散歩中の犬などはかじってしまう事もありそうですが、これは注意が必要です。
美しいものには毒があるということでしょうか・・・。

色々調べてみると、道端に咲いている紫陽花も、ちょっと違って見えます。
短い期間しか咲くことの出来ない綺麗な紫陽花を、じっくりと見て楽しみたいですね。

  


Posted by 店長@西尾店 at 13:48Comments(0)ブログ